2: ◆C2VTzcV58A[saga]
2019/07/07(日) 22:51:58.76 ID:aREaKwFtO
茄子「七夕の願い事って、みんながそれぞれの想いを込めていて面白いですよね」
茄子「大人も子供も、男の人も女の人も、みんなが短冊に綴る文字に願い事を書いていく。その気持ちに大小はあるでしょうけど、そこは共通していて」
茄子「でも、その願い事って誰が叶えてくれるんでしょう? 神様? それとも、織姫と彦星? あるいは、また別の存在なのかな」
3: ◆C2VTzcV58A[saga]
2019/07/07(日) 22:53:46.76 ID:aREaKwFtO
茄子「はぁ………」
光「珍しいな、茄子さんがため息なんて。ひょっとして悩み事とか?」
茄子「光ちゃん……大丈夫ですよ。ちょっと、考え事をしていただけですから」
4: ◆C2VTzcV58A[saga]
2019/07/07(日) 22:55:07.25 ID:aREaKwFtO
P「光。七夕の短冊持ってきたから、一緒に書かないか?」
光「短冊? 書く書く!」キラキラ
菜々(Pくんナイスフォローです!)
5: ◆C2VTzcV58A[saga]
2019/07/07(日) 22:57:18.32 ID:aREaKwFtO
高校時代
P「お、今年も商店街の七夕の短冊に願い事を書く時期かー。俺、なんだかんだ毎年書いてるんだよな」
6: ◆C2VTzcV58A[saga]
2019/07/07(日) 22:58:06.26 ID:aREaKwFtO
光「でも茄子さん、今の話聞くとその年は短冊書いたことになるんだな」
茄子「まあ、不本意な流れではありましたけどね。今は書かない理由が変わって、書きたいことが多すぎるから絞れないんです」
茄子「かわりに、皆さんの願いが叶うように祈ってます♪」
7: ◆C2VTzcV58A[saga]
2019/07/07(日) 22:59:26.08 ID:aREaKwFtO
菜々「祈るといえば、この前の茄子さんの織姫さまの衣装、よかったですねぇ〜」
凛「本物の織姫みたいだったよね。写真を見たとき、思わず息をのんじゃった」
光「アタシもああいうオトナっぽさ? 出せるようになるのかなぁ」
8: ◆C2VTzcV58A[saga]
2019/07/07(日) 23:00:32.60 ID:aREaKwFtO
祈りの茄子『西の空が黒く染まっている……魔王が目覚めてしまったのですね』
祈りの茄子『あの方は、今も戦っておられるのでしょうか』
9: ◆C2VTzcV58A[saga]
2019/07/07(日) 23:02:24.66 ID:aREaKwFtO
10分後
茄子「あぁ〜〜〜、もうダメ。笑いつかれちゃいました」
10: ◆C2VTzcV58A[saga]
2019/07/07(日) 23:05:18.04 ID:aREaKwFtO
7月7日 夕方
茄子「P君、そろそろ戻ってくる時間かぁ……」
11: ◆C2VTzcV58A[saga]
2019/07/07(日) 23:07:48.53 ID:aREaKwFtO
4時間後
茄子「………」
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