モバP「なっちゃんと七夕」
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5: ◆C2VTzcV58A[saga]
2019/07/07(日) 22:57:18.32 ID:aREaKwFtO
高校時代


P「お、今年も商店街の七夕の短冊に願い事を書く時期かー。俺、なんだかんだ毎年書いてるんだよな」

茄子「七夕……」

P「赤点回避できますように……っと。なっちゃんも何か書けば?」

茄子「私はいいです。短冊に頼らなくても願い事はいくらでも叶いますから」

P「言うなぁ……」

茄子「事実ですから」

P「ま、書く書かないは個人の自由だからな……」カキカキ

茄子「……書かない私が言うのもなんですけど。七夕の短冊とは、本来ひとり一枚だけ書くものなのでは? どうして二枚目に手を伸ばしているのでしょうか」

P「そりゃあ、これは俺の短冊じゃないからな」ピラ


『P君がお金持ちになれますように  鷹富士茄子』


茄子「………」


ビリビリビリ!!

P「俺の短冊が!」

茄子「バカじゃないですか? バカじゃないですか? 思わず2回言うくらいバカじゃないですか?」

P「いいじゃんかよ。なっちゃん書かないって言うから俺が権利を使っても」

茄子「この短冊、商店街の笹に飾られるんですよね? これを見た人、完全に『ダメ男に引っかかってるかわいそうな女』みたいな印象を抱くでしょう」

P「……確かに。じゃあ別の願い事を」

茄子「書かせませんから」

P「えー? でもそれじゃせっかくの短冊書く権利が無駄に」

茄子「はー……なら、こうしてやります」カキカキ


『P君がバカなことをしなくなりますように  鷹富士茄子』


茄子「はい、これでもうあなたに短冊を書く権利はありません。残念でしたね」

P「………」

茄子「どうしました? 悔しいですか?」ニヤ

P「……ははっ」

茄子「……どうしてP君が笑うんです」

P「だってさ、なっちゃん」




P「この願い、最初から叶ってるだろ」キリッ

茄子「額に肉って書きますよスカポンタン」







凛「完全に何かいいこと言う流れだったのに」

菜々「らしいといえばらしいですけどね」

P「外野は黙っとれ」

茄子「恋女房でーす♪」

P「捕手も黙っとれ」

茄子「ワンマンチームのエースですか」


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