69:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 06:43:16.54 ID:nMYKt+U7O
ルビィ「……それって。もし、機械が人間にとって、本当の人間と話してる時より、機械の方が人間と話してる気がするなって思ったら、機械が人間になっちゃうってこと?」
梨子「!」
70:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 06:47:51.23 ID:nMYKt+U7O
ルビィ「……人間らしく振舞える、機械……」
曜「……なんかさ。そこまでいくと、なんでも真似出来ちゃう気がするね」
71:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 06:48:44.88 ID:nMYKt+U7O
千歌「……へんすう?」
果南「……かんすう?」
鞠莉「……。お勉強しなさい、二人とも」
72:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 06:50:14.72 ID:nMYKt+U7O
鞠莉「まあ、今はそれは置いといて。……曜の言う通り。あらゆるものを、数で表せるのだとしたら。……それがどんな数で、どういった値があるのかさえ知れれば。それを再現するのは、容易いってことなのよ」
善子「……ゲーム的に考えれば。このキャラはこういう成長して、今こんな攻撃力だから、ってのがわかれば、チート使えれば……同じキャラを作るのはカンタンってことね」
花丸「……ゲーム脳」
73:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 06:51:57.12 ID:nMYKt+U7O
鞠莉「花丸、人間の心を知れるから、小説はゲームより上って言ったわよね?」
花丸「あ、うん。……あ、はい」
鞠莉「でも、もし心の……気持ちとか、行動とかも、数値化できるなら。……そういった、心の物語も、創り出せちゃうって思わない?」
74:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 06:52:40.72 ID:nMYKt+U7O
ダイヤ「し、しかし。……あらゆるものの、数値を計算するなどと……そんなこと、出来るのですか?」
鞠莉「そこがAIの凄いところなのよ。……考えられない計算スピードで、あらゆるものを計算して、その通りに振舞えてしまう」
鞠莉「だからこそ、入れ替わりが起き得るの」
75:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 06:56:35.83 ID:nMYKt+U7O
善子「ねえ。じゃあ、もしかしたら。……私たちの中に、入れ替わってる人もいるかもしれないってこと?」
76:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 06:59:03.05 ID:nMYKt+U7O
善子「え?……あ、やっぱり!?……って、条件、あるの……?」
ダイヤ「”いつの間にか”、ですか?……それは、どういう意味で?」
77:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 07:01:25.80 ID:nMYKt+U7O
鞠莉「人間の記憶……確かに、記憶喪失のように、ある特定の記憶だけが消えることはあり得る。だから、特定の記憶を消すことも出来るかもしれない」
鞠莉「……でもね。それこそアンドロイドならともかく、人間の記憶はそう単純じゃない。狙った記憶だけ消えたとしても、その記憶はネットワークになっている」
花丸「ねっとわーく……ぱそこんずらか?」
78:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 07:03:06.04 ID:nMYKt+U7O
花丸「……記憶だけじゃなくって、記録も加味すると、更に記憶を消すって難しそうずら」
梨子「……記録?」
花丸「うん。……当人だけのものじゃない、他の人も知ってるものとしての、記録」
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