69:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 06:43:16.54 ID:nMYKt+U7O
ルビィ「……それって。もし、機械が人間にとって、本当の人間と話してる時より、機械の方が人間と話してる気がするなって思ったら、機械が人間になっちゃうってこと?」
梨子「!」
善子「!」
鞠莉「……話が早くて助かるわ。……ルビィの言う通り。実を言うと、AIは人間よりも人間らしく振舞うことが出来る可能性を持ち始めている」
果南「人間よりも、人間らしく……」
鞠莉「機械だったら、不要なことは言わないっていうのかな?そういう先入観を逆手にとってる部分もあるんだけど」
鞠莉「機械だったら、言わない。あり得ないようなことも、計算して、たとえ不自然でも、自然に振舞えるように作ることは出来る」
鞠莉「そうやって、不自然さすら自然に見せる……そういうことを、AIに出来るようにさせることは、出来るのよ」
曜「……不自然さも、計算出来る、か」
鞠莉「……皮肉なものでね。チューリングテストを受けて、ちゃんとAIと人間の違いを見破って、どっちが本当の人間か、当てることが出来た人には、こんな称号が与えられるそうよ」
鞠莉「……『最も人間らしい人間』って……」
梨子「……」
果南「……」
千歌「・・・・・・」
ダイヤ「機械と比べることで、初めて人間らしさがわかる……そういう、考え方があるということでしょうか」
鞠莉「ま、そういうこと」
花丸「……それで。そんなAIが、ロボットに……つまり、姿形も、人間に近づけて。いや、近づくどころか、人間よりも人間らしく振舞えるようになり始めたってことなの?」
鞠莉「……流石花丸ね。正にその通りなのよ」
花丸「……未来ずら」
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