静香千早「「アライブファクター」」 【ミリマス】
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15: ◆0NR3cF8wDM[saga]
2019/06/29(土) 23:56:26.03 ID:PusMuPT6O
「千早ちゃん、優しいよね」
「はい」
16: ◆0NR3cF8wDM[saga]
2019/06/29(土) 23:57:56.78 ID:PusMuPT6O
「あのね、静香」
と、今度は美希が静香に語りかける。
17: ◆0NR3cF8wDM[saga]
2019/06/30(日) 00:26:21.87 ID:+e3phmGi0
◇
18: ◆0NR3cF8wDM[saga]
2019/06/30(日) 00:27:12.99 ID:+e3phmGi0
しかし、今回は、違う。
千早さん、怖いよね。
美希の言葉を思い出す。
19: ◆0NR3cF8wDM[saga]
2019/06/30(日) 00:28:40.97 ID:+e3phmGi0
「3分前です。準備をお願いします」
スタッフの言葉に、はっと目蓋を開ける。
ネガティブな感情も、身体の震えも一向に収まりそうにはない。
20: ◆0NR3cF8wDM[saga]
2019/06/30(日) 00:29:55.98 ID:+e3phmGi0
と。
不意に、千早が振り返った。
視線がぶつかる。
こつ、こつ、こつ。千早はゆっくりと静香の方に向かってくる。
21: ◆0NR3cF8wDM[saga]
2019/06/30(日) 00:31:13.59 ID:+e3phmGi0
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22: ◆0NR3cF8wDM[saga]
2019/06/30(日) 00:32:10.32 ID:+e3phmGi0
静かな、だが、確かな熱のこもった千早の一言が。
23: ◆0NR3cF8wDM[saga]
2019/06/30(日) 00:32:59.46 ID:+e3phmGi0
こつ、こつ、こつ。遠ざかる千早の足音が聴こえる。
30秒前です。促すスタッフの声もどこか遠く。
背中から、そして胸の辺りから、熱い何かが全身を駆け巡るようだった。
24: ◆0NR3cF8wDM[saga]
2019/06/30(日) 00:41:09.83 ID:+e3phmGi0
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