【たぬき】高垣楓「迷子のクロと歌わないカナリヤのビート」
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64: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/06/15(土) 00:44:39.80 ID:xNFFfoZD0

 高垣さんは少し考えて、ぽんっと手を打った。

「あります」
「本当ですか」
以下略 AAS



65: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/06/15(土) 00:45:53.96 ID:xNFFfoZD0
一旦切ります。
夏もうちょっと続きます。


66:名無しNIPPER[sage]
2019/06/15(土) 10:47:43.74 ID:Mc57Ve9DO
対空砲火……まぁ、普通なら爆撃機や攻撃機は避けずに編隊を組んだままだからね


つか、夜市との出会いクルー?!


67:名無しNIPPER[sage]
2019/06/18(火) 14:55:07.13 ID:RluBy/K70
色々とあったりしたので、初めて【たぬき】シリーズをここで見れました。
早く続きが読みたいです!


68: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2019/06/18(火) 22:42:33.72 ID:BLRBsoCc0

  ◆◆◆◆


 このところ悪い夢を見る。
以下略 AAS



69: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/06/18(火) 22:44:43.65 ID:BLRBsoCc0

 話によると「夜市」というのは、いわゆるフリーマーケットのようなものだという。
 みんな個人で出店を出し、多くは趣味、または本業の延長になるものを売っているのだとか。
 とすると、ささやかな規模なのだろう。酒が出るのも野外のビールフェスみたいな感じなんだろうか。

以下略 AAS



70: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/06/18(火) 22:45:48.31 ID:BLRBsoCc0

「これが、夜市です」

 ここは異境か?
 これは現実か?
以下略 AAS



71: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/06/18(火) 22:47:33.19 ID:BLRBsoCc0

   〇


 ふと鼻先をくすぐる良い香り。食べ物ではない。これは、花の香だろう。
以下略 AAS



72: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/06/18(火) 22:48:44.55 ID:BLRBsoCc0

 高垣さんのことだろうか。
 いまいち腑に落ちない俺に、高垣さんが耳打ちする。

「ここではみんな、屋号やあだ名で呼び合う決まりなんです」
以下略 AAS



73: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/06/18(火) 22:49:42.83 ID:BLRBsoCc0

「う〜〜〜〜ん。そうだなぁ……男の人のあだ名って、どんなのがいいかなぁ……」
「あ、そんなに凝ったのじゃなくても大丈夫だけど……」
「鞄を持ってるから……かばんさん……」
「どこかで聞いた気がする」
以下略 AAS



74: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/06/18(火) 22:54:16.20 ID:BLRBsoCc0

「さっそく……お花をひとつどうかな、クロさんっ♪」

 ぱ、と両手をいっぱいに広げる花屋さん。
 俺は花には詳しくないが、ちょっと見ないような変わり種がたくさんある。
以下略 AAS



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