204: ◆Kg/mN/l4wC1M
2020/05/08(金) 22:23:18.24 ID:9DhA16vx0
ぽたり、ぽたりと雫が落ちた。
シャツの袖口は、一つ二つと、どんどん濡れて色が変わっていく。
えぐえぐという声を漏らす彼に、このみの涙がまた頬を伝っていった。
「私より、プロデューサーの方が泣いてるじゃない……。私にハンカチ渡してる場合じゃ、ないわよ……っ。」
「で、でも……。それだとこのみさんが……。」
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