93:名無しNIPPER[sage saga]
2019/05/25(土) 11:48:43.36 ID:YWfCY9A20
「…………」
大切な家族やかけがえのない友達の顔が脳裏をめぐる。けれど、その中でも特に強い光を放つ人たちがいた。それは香澄であり、たえであり、りみであり、有咲であった。
……そうだ。私の世界は、ポピパのみんなを中心にして回っている。もちろんチスパのみんなも大切な友達だし、モカや巴みたいな商店街の幼馴染たちも大切な存在だ。だけど、ポピパのみんなはその中でも特別だ。
それならきっと、沙綾も同じ。大切な家族や友達の中でも、カスミちゃんたちが特別な存在であるはずだ。だから、香澄の声は届かなくても、カスミちゃんの声ならきっと届く。
そして、私たちの中心には常に歌があった。バンドを通じて、音楽を通して、より深く分かりあって、たまにケンカもして、笑い合った。
「よし」
沙綾は強く頷いて、ペンを手に取る。
やるべきことは決まった。あとは……カスミちゃんたち次第だ。
そう思って、香澄への返事を書き始めた。
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