深月フェリシア「やちよー・・・やちよー・・・」
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1: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/05/12(日) 17:56:04.63 ID:G45GIBpio
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みかづき荘 深夜
やちよ「すー・・・・」zzz
フェリシア「やちよー・・・やちよー・・・」ユサユサ
やちよ「んんっ・・・? フェリシア・・・? なによ、こんな夜中に・・・」
フェリシア「あのっ・・・えと・・・」モジモジ
やちよ(あら。ブロンド美少女の霊)
フェリシア「ううっ・・・・・」モジモジ
やちよ「どうしたの?」
フェリシア「・・・・・・・・」
フェリシア「血が・・・・」
やちよ「血?」
フェリシア「ん・・・。血が・・・血が・・・たくさん出て・・・」
やちよ「えっ? 大変じゃない。ケガしたの? どこから血が出てるの?」
フェリシア「・・・・・」ウツムキ
やちよ「??」
やちよ「・・・・・あっ」
やちよ(脚に血が伝ってる・・・)
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2: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/05/12(日) 18:02:37.53 ID:G45GIBpi0
フェリシア「オレ・・・なにかの病気・・・?」ウルウル
やちよ(そっか・・・。この子、母親はいないし、学校にもちゃんと行ってないから、よく知らないのね)
3: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/05/12(日) 18:03:31.36 ID:G45GIBpi0
やちよ「フェリシア」スッ
フェリシア「・・・?」
4: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/05/12(日) 18:06:26.45 ID:G45GIBpi0
やちよ「慌てないで。ちゃんと教えてあげるから。まずはお風呂場に行って血を落としてきなさい」
フェリシア「うん・・・。あっ、あの・・・」
5: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/05/12(日) 18:09:12.44 ID:G45GIBpi0
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6: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/05/12(日) 18:11:55.88 ID:G45GIBpi0
十七夜「そういえば以前、眞尾君と月咲君から生理用品を揃えるお金を工面できなくて、なにかいい方法はないかと相談を受けたことがあってな、やはりその二人とも家族に言うのは何故か恥ずかしがっていたな。だからその際は、自分が彼女らの父親に対して生理用品を揃える重要性についての講義をした」
やちよ「ちょ、な、なにやってんのよ」
7: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/05/12(日) 18:15:57.93 ID:G45GIBpi0
ひなの「だが、そんな風に気かけてくれる人が身近にいる場合はまだマシだ。最近は誰にも相談できずに不安を抱えたままの子もいるらしい。父子家庭なんかはそういう子は多いだろうな。気の弱い子に至っては母親にすら相談できないこともあるとか」
ひなの「・・・魔法少女ってのは、複雑な家庭事情を抱えている子も多い。だから、そういう子が仲間にいたら、アタシら年長者が積極的に声をかけてやらないとな」
8: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/05/12(日) 18:18:56.70 ID:G45GIBpi0
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みかづき荘
9: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/05/12(日) 18:22:03.70 ID:G45GIBpi0
やちよ「そういえばこの花束」
フェリシア「な、なんだよ・・・」
10: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/05/12(日) 18:25:30.53 ID:G45GIBpi0
いろは「ささっ、さっきも言った通りやちよさんはゆっくりしててください。あとは全部私たちがやっておきますから」
やちよ「ええ、ありがとう」
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