4:名無しNIPPER[saga]
2019/05/04(土) 23:29:08.80 ID:lX2r1nsd0
お酒をゴクゴク飲んでは駄洒落を連発してるけど、綺麗で歌の上手いお姉さん。
5:名無しNIPPER[saga]
2019/05/04(土) 23:36:55.88 ID:lX2r1nsd0
「ウェディングドレスを含め、数箇所で撮影を行います。よろしいですか?」
「ええ。それで、プロデューサーは私にどんな水着を着せてお楽しみになりたいんですか?」
6:名無しNIPPER[saga]
2019/05/04(土) 23:54:57.26 ID:lX2r1nsd0
◇ ◇ ◆
チャペルと聞いてイメージしていたよりも随分と落ち着いていた。
式場と言うよりは本来の礼拝堂と言った方が近いのかもしれない。
7:名無しNIPPER[saga]
2019/05/05(日) 00:15:29.81 ID:OWpqcD6m0
彼女は微笑んだまま動かず、やがて軽く首を傾げた。
何をしているんだろうかと眺めている内に、
こつりこつりと靴を鳴らしながらこちらへと近付いてくる。
俺の三メートルで立ち止まり、楓さんが再び微笑んだ。
8:名無しNIPPER[saga]
2019/05/05(日) 00:29:29.65 ID:OWpqcD6m0
準備を終えたスタッフさん達に呼ばれ、楓さんが緩く手を振り返す。
俺も手元の進行表を見直しながら彼らの元へと向かった。
9:名無しNIPPER[sage]
2019/05/05(日) 01:09:07.43 ID:SczZTxO6o
ちょっと楓さん強すぎませんかね……
10:名無しNIPPER[sage]
2019/05/05(日) 03:19:45.45 ID:UDHTBX2Xo
>>5
ほ?
11:名無しNIPPER[saga]
2019/05/05(日) 09:14:50.85 ID:OWpqcD6m0
足早に聖書台を目指そうとして、繋いだ手がぴんと水平に伸びた。
背後からこつ、こつんと足音が響く度に角度がついて、
立ち止まった俺の隣で、彼女もぴたりと立ち止まる。
12:名無しNIPPER[saga]
2019/05/05(日) 10:31:04.40 ID:OWpqcD6m0
◇ ◇ ◆
「お疲れ様でした」
13:名無しNIPPER[saga]
2019/05/05(日) 10:54:27.59 ID:OWpqcD6m0
抱えたブーケを見つめ、楓さんは軽く首を振った。
「大丈夫です。気にしていませんよ」
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