66:名無しNIPPER[saga]
2019/04/28(日) 23:07:24.39 ID:D/gZfYJM0
彼は続けた。
「君の言う、協力関係にある芸能事務所――今となっては厄介なライバル事務所でしかないが、そこの俳優友達がアイドルオタクでね」
話を聞くと、専ら都内のマイナーアイドルを応援する事に執念を燃やす、変わった人がいるらしい。
どんなに小さいイベントでもチェックし、半ばストーカー気味にその子達の活動を追いかけるオタク。
「大方、自分がそのアイドル達を育てたとでも思い込みたいんだろう。
馬鹿なヤツだよ」
次に話を聞くべきは、そのオタク俳優だ。
そうと決めたあたしは、付き合わせたお礼に空っぽのボイレコをそのイケメン俳優さんに渡してその場を後にした。
138Res/139.96 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20