女「貴方に守られるだけの存在でいたくないの」
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2:名無しNIPPER[saga]
2019/04/19(金) 00:07:04.46 ID:ag3VAWFs0

女はそういうと、台所へと消えていった。
包丁のトントントンと軽快な音が聞こえ、はやくもよい匂いが漂ってきた。
甘く、香ばしく、食欲を促す良い匂いに、男はごくりと喉をならす。

以下略 AAS



3:名無しNIPPER[saga]
2019/04/19(金) 00:07:31.79 ID:ag3VAWFs0

女「ねえ……もう行かないでなんて言わない。ただお願いがあるの」

男「なんだ?」

以下略 AAS



4:名無しNIPPER[saga]
2019/04/19(金) 00:08:00.49 ID:ag3VAWFs0


と、男は手刀をもって女の首筋のあたりに打ち込んだ。
が、しかし、何の手ごたえもない。男の手刀は空を切っていたのだ。

以下略 AAS



5:名無しNIPPER[saga]
2019/04/19(金) 00:08:28.18 ID:ag3VAWFs0

しかし、女はするすると後退してしまった。
男は虚を突かれ、慌てて女を追う。が、それがいけなかった。

女は、間合いをつめようと前進してきた男に対し猛然と突進したのだ。
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[saga]
2019/04/19(金) 00:08:54.76 ID:ag3VAWFs0

そうして、俺は世界を救うことを諦め10年の時が経った。
今は、日がな一日、好きな料理をしたり、本を読んだりしている。

娘「ただいまー!」
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[saga]
2019/04/19(金) 00:09:23.58 ID:ag3VAWFs0

男「ん?」

娘「友ちゃんの家じゃ、お父さんは夜遅くまで帰ってこないんだって」

以下略 AAS



8:名無しNIPPER[saga]
2019/04/19(金) 00:10:02.46 ID:ag3VAWFs0

男「台所さ」


おわり


9:名無しNIPPER[sage]
2019/04/19(金) 06:48:30.34 ID:QMHSQTqRO
なるほど


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