25: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:31:33.32 ID:pcs6abfO0
P「機会があったら話もしてみるといい。学ぶいいチャンスだ」
奏「……学べるかな」
26: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:32:09.07 ID:pcs6abfO0
P「奏なら、いつか彼女の隣に並ぶこともあるかもしれない」
奏「そうかしら」
27: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:32:51.80 ID:pcs6abfO0
P(この日を区切りに俺の仕事は忙しくなり、奏と話す機会は減っていった)
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28: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:33:19.23 ID:pcs6abfO0
P「普通?」
トレーナー「他の子と同じく、出来るようになるまで何回かのトライがあります。でも、みんなそれが普通なので、気に留めるほどじゃないって言いますか」
29: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:33:48.66 ID:pcs6abfO0
――ある日 事務所
千川ちひろ「レッスン場の使用記録、ですか?」
30: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:34:15.74 ID:pcs6abfO0
ちひろ(あー……)
P「ちひろさん?」
31: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:34:46.88 ID:pcs6abfO0
P「根拠はないですが……基本、器用なんで、上手くいかないことがあると意欲も下がるのかなって」
ちひろ「そう言うことですか」
32: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:35:23.24 ID:pcs6abfO0
――ある日 撮影スタジオ
カシャッ カシャッ
33: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:36:15.68 ID:pcs6abfO0
カメラマン「この子より、もっとついてあげた方がいい子がいるんじゃないの?」
P「え? あ、えーっと……速水のことですか」
34: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:37:12.25 ID:pcs6abfO0
カメラマン「いっそ大人だったらよかったのにね。自分のことを全部自分の責任で決めていいなら、彼女も吹っ切れることができたのかも」
P「よく分かるんですね」
35: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:37:39.69 ID:pcs6abfO0
P(ちひろさんやカメラマンさんの言う通り、奏とよく話し合った方がいい)
P(というか、それが避けられない時期に来たというべきかもしれない)
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