【たぬき】神谷奈緒「あたしの髪には何かが棲んでいる」
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37
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◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2019/04/16(火) 01:56:41.27 ID:fzUqSW1/0
◆◆◆◆
気が付けば、夕方だった。
以下略
AAS
38
:
◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2019/04/16(火) 02:04:45.19 ID:fzUqSW1/0
じゃあ、今度はあたしが連れてってもらうよ。
そう言おうとしたとこで、向こうを歩いてるお兄さんたちがこっちを見た。
以下略
AAS
39
:
◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2019/04/16(火) 02:07:08.28 ID:fzUqSW1/0
ぱちんっ、
以下略
AAS
40
:
◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2019/04/16(火) 02:08:01.90 ID:fzUqSW1/0
誰にも捕まらなかった。気付かれもしなかった。
綿毛の幸運が助けてくれたんだ。
人ごみに隙間ができて、出口のゲートに行列は無く、追い風が背を押して、渡る信号はみんな青。
シャボン玉の割れるようなキラキラした音が、すぐ後ろで断続的に咲き続けた。
以下略
AAS
41
:
◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2019/04/16(火) 02:09:52.00 ID:fzUqSW1/0
〇
二人して足を止めた時、アイドル神谷奈緒に気付いた人は誰もいなかった。
以下略
AAS
42
:
◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2019/04/16(火) 02:12:37.62 ID:fzUqSW1/0
言っておくべきことが、まだあるんじゃないか?
周りは静か。誰もいない。
もしかしたら、魔法の時間はまだ続いているのかもしれない。
以下略
AAS
43
:
◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2019/04/16(火) 02:13:52.24 ID:fzUqSW1/0
「!!?」
「……? すまん聞こえづらかった、なんだって?」
「あ!? いっいや、なんでも! なんでもなっ――」
以下略
AAS
44
:
◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2019/04/16(火) 02:15:25.22 ID:fzUqSW1/0
「トイレだっ!!!」
プロデューサーさんが、ぽかんとした。
以下略
AAS
45
:
◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2019/04/16(火) 02:16:54.70 ID:fzUqSW1/0
『なんで』
『逃げるんだ?』
以下略
AAS
46
:
◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2019/04/16(火) 02:17:49.68 ID:fzUqSW1/0
「誰もそんなことしろなんて頼んでないだろっ!!」
以下略
AAS
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