曜「たとえみんなが望むとしても」
1- 20
4: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 03:24:56.57 ID:xnInN/pyO
千歌「最初っから運命は決まっていた、って考え方」

曜「ああ、そっちね」

運命の人か……私はそういうの考えたことなかったなぁ
以下略 AAS



5: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 03:25:56.76 ID:xnInN/pyO
曜「っていうか千歌ちゃんいる前でそのこと話すのは──」

千歌「ああ、その件については梨子ちゃんから聞いてるからお構いなく〜」

曜「って話してたの!?」
以下略 AAS



6: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 03:26:57.95 ID:xnInN/pyO
曜「やっぱり関係あるの? 梨子ちゃんがここへ引っ越して来たのと、昔ここへ来てたのって」

梨子「うん。今の家、元々おばあちゃんとおじいちゃんが暮らしてて、あの時はおじいちゃんのお葬式のために来てたの」

なるほど、祖父母が暮らしていた持ち家を相続したって訳だね
以下略 AAS



7: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 03:28:01.82 ID:xnInN/pyO
千歌「そういえば中学の頃におばあちゃんも亡くなったんだよね……」

曜「……そうだったね。その時も梨子ちゃんこっちへ来てたの?」

梨子「ううん、行かなかった。ピアノコンクールに出てたから」
以下略 AAS



8: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 03:29:18.80 ID:xnInN/pyO
曜「このバカヨウっ!」

千歌「どうしたの、曜ちゃんっ? いきなり首をブンブン振って」

曜「う、ううん。何でもないよ」
以下略 AAS



9: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 03:30:25.41 ID:xnInN/pyO
イベントの打ち合わせが一段落した頃には、時刻は午後5時半を回っていた

曜「さてと、私はそろそろ失礼しますかな」

千歌「そっか、お疲れさま。今日はありがとね」
以下略 AAS



10: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 03:31:24.23 ID:xnInN/pyO
梨子「じゃあルビィちゃんも入れて4人で」

千歌「なんなら善子ちゃんと花丸ちゃんも誘って6人でも──」

曜「いやいや、別に休日までみんな一緒でなくちゃ、ってことはないでしょ!」
以下略 AAS



11: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 03:32:26.13 ID:xnInN/pyO
十千万を後にして、最寄りのバス停から帰路につく

曜「はぁ〜、相当気を遣われてるんだな、私」

2人とも、夏の予備予選前の一件から半年以上経った今でもなお、私のことを過剰とも言えるほど心配してくれている
以下略 AAS



12: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 03:33:26.16 ID:xnInN/pyO
【梨子side】

三連休二日目

私、桜内梨子はばっちりおめかしを決めた上で、十千万へと向かいました
以下略 AAS



13: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 03:34:23.00 ID:xnInN/pyO
対する千歌ちゃんはボーダーのTシャツに、Gパンというかなりボーイッシュな格好です

梨子「千歌ちゃんったらせっかくのデートなのに、そんな男の子みたいな格好で」

千歌「デートだから、だよ」
以下略 AAS



14: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 03:35:28.75 ID:xnInN/pyO
ロマンチストといえば、千歌ちゃんは最近私の写真を入れたロケットを、いつも首に掛けていたりします

「いつも梨子ちゃんにわたしを見守っててほしいから」とのことで

「そうね、でないと宿題サボっちゃうもんね」ってからかったら「そんなことないもん!」ってほっぺたを膨らませて拗ねちゃったの
以下略 AAS



245Res/218.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice