曜「たとえみんなが望むとしても」
1- 20
211: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 06:33:57.34 ID:xnInN/pyO
花丸「『解呪の書』を作り出すことが出来れば」

曜「『解呪の書』? つまり呪いを解くための書ってこと?」

善子「ええ、『その幻想をぶち[ピーーー]!』ってヤツね」
以下略 AAS



212: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 06:34:44.34 ID:xnInN/pyO
花丸「まあ、駄目元ですけどね。でも何事もやってみる価値はあると思います」

曜「そうだね」

スクールアイドル活動を始めてたった1年でラブライブに優勝したり、アク○ズの軌道を地球への落下コースから逸らしたりだってできるかもしれないんだし
以下略 AAS



213: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 06:35:25.61 ID:xnInN/pyO
曜「にしても、忘れられてしまったことかぁ。なんだか悲しくなるよね、そういうのって」

善子「ほんとにね。一時期流行っていたものが『オワコンだ』なんだって馬鹿にされてるうちはまだマシで、いずれ悪口すら言われなくなる。そういうの、嫌っていうほど見てきたから」

曜「おっ、アニオタの善子ちゃんらしい意見ですねぇ〜」
以下略 AAS



214: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 06:36:06.58 ID:xnInN/pyO
花丸「だってマルと善子ちゃんが恋仲だったなんて……信じられないもん//」

花丸ちゃんが恋する乙女の顔になる

曜「おっ? 顔赤くしちゃってぇ〜、そんなにこの堕天使が好きなのかぁ〜」
以下略 AAS



215: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 06:36:38.08 ID:xnInN/pyO
善子「何それ? 最初から見向きもされなかった、とか?」

曜「禁書に対する絶チ○みたいな?」

善子「は? 絶○ルファンのヨハネ様へ喧嘩売ってるの!」
以下略 AAS



216: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 06:37:19.60 ID:xnInN/pyO
花丸「絶○ルはともかく、中には見向きもされない以上に、悲惨な末路を辿ったものもあると思うんです」

曜「……なんかピンとこないんだけど、どういうこと?」

善子「なんとなくわかったわ。内容があんまりにも酷くてボロックソに叩かれた作品ね!」
以下略 AAS



217: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 06:37:58.95 ID:xnInN/pyO
花丸「そうだなぁ……漫画やアニメとは違うけど、天動説が信じられていた時代の地動説とか」

曜「確か『地球の周りを太陽や他の星が回っている』って説だっけ? 天動説は」

花丸「うん。今を生きるマル達からすれば滑稽な話だけど、当時は『地球が太陽の周りを回っている』だなんて口に出すことも、誰かと真剣に議論することすらも許されなかったんだよ」
以下略 AAS



218: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 06:38:40.05 ID:xnInN/pyO
花丸「そういうことなんだよ。多数派になるか少数派になるかなんて、色々な条件に左右されちゃうってこと」

善子「まあ、確かにね」

中学の頃はドン引きされた「堕天使」だって、ニコ生では好評だったりする
以下略 AAS



219: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 06:39:26.41 ID:xnInN/pyO
花丸「はい。いっぱいいっぱいあると思うんです、蕾のまま花開かれないでいる物語って」

善子「その蕾に水をあげたいのね?」

花丸「うん。『みんなが望んでいないから』って、蕾が花開くことなく枯れてしまうなんて……もったいないから」
以下略 AAS



220: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 06:39:58.30 ID:xnInN/pyO
花丸「善子ちゃん……マルと一緒に来ない?」

善子「ヨハネよっ!……ってまさか、これって……プロポーズぅ//」

善子ちゃんの顔が、まるで茹で上がったロブスターのように真っ赤に染まる
以下略 AAS



245Res/218.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice