140: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 05:39:16.89 ID:xnInN/pyO
大切な人の痛みや苦しみに寄り添える善子ちゃんの訴えのおかげで、私も少しずつ冷静さを取り戻してきた
どうやら花丸ちゃんの記憶が消されたのは月ちゃんの指示によるものではなく、彼女としても想定外の事態だったようだ
善子「だから私はアンタを許せない。ずら丸の仇、討たせてもらうわ!」
曜「そう、だね」
法の裁きを受けるかはともかく、独善的な目的のために取った手段は到底許容できるものではないから
曜「それに月ちゃんの言い分は、全部『千歌ちゃんと付き合えていない私が可哀想だ』ってのが前提の話だよね?」
月「そうでしょ? 曜ちゃんにとって、ずっとそれが全てだったんだから」
曜「そんなの全部、決め付け以外の何物でもないよね? 人の気持ちを『こうなんだ』『これで間違いない』『こうあるべきだ』ってさ」
月「確かに決め付けだけど、違うの?」
月ちゃんが自分の非をあっさり認めたのは意外だった
月「さっきは一度口が利けなくなるほど動揺してたってのに?」
ただ、このままでは埒が明かない
話はずっと平行線のままだ
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