曜「たとえみんなが望むとしても」
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139: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 05:38:09.21 ID:xnInN/pyO
善子「エゴの押し付けもいい加減にしなさいよ! まだ私達のこと、大してわかってないクセに!」

月「善子ちゃん、僕は曜ちゃんと話してるの。部外者が出しゃばらないでくれないかな?」

背筋が震えるほど冷たい声色で、かつ淡々と月ちゃんが善子ちゃんを拒絶する

善子「部外者じゃないわよ! リトルデーモンが、もとい親友が襲われるかもしれないって時に、止めようとしない訳にはいかないでしょ!」

月「襲う、ねぇ? 人聞き悪いなぁ。ただ2人から互いを忘れさせるだけだっていうのに。他は全部残すっていうのに」

善子「わかってるの! それがどれだけ残酷なことかっ!」

月「へぇ。わかってるかのようなこと言うんだね、堕天使ちゃんは」

善子「わかってるも何も……ずら丸がやられたのよっ!」

月「……」

その「残酷なこと」を目の当たりにした者の嘆きに、月ちゃんが大きく目を見開いた

そして「ぐっ」と歯軋りした後で、すぐに涼しげな表情を取り繕う

善子「ずら丸は、スクールアイドルの記憶を消されたと同時に『みんなとの絆』も消えちゃったのよ。アイツ自身、何も思い出せないことを苦しんでたのよ……」

月「そうか……花丸ちゃんが」


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