27:名無しNIPPER[sage saga]
2019/04/02(火) 23:04:35.76 ID:uhYHnDO90
六花「…………」
マスキング「…………」
28:名無しNIPPER[sage saga]
2019/04/02(火) 23:05:42.27 ID:uhYHnDO90
マスキング「朝日、バンドやりたくないのか？」
六花「いえ、バンドはずっとやりたくて、ギターがいないバンドを探してるんですけど……」
29:名無しNIPPER[sage saga]
2019/04/02(火) 23:06:44.78 ID:uhYHnDO90
マスキング「それはポッピンパーティーに入りたいっていう感じの憧れなのか？」
六花「そんな滅相もない！ ポピパさんはあの５人でポピパさんだからポピパさんなのであってその調和とコントラストの中に朝日六花なんて人間が入ってしまったら二重の虹もあっという間に色を失ってしまいますからそれはないです！！ 私はひとりのファンなんです！！ でも贅沢を、本当に贅沢を言えるのならポピパさんと同じステージに立ちたいって言うかそれも別に一緒のバンドでってことじゃなくて例えば主催ライブにお呼ばれしたりもういっそ対バンなんてやっちゃったりって感じで共に立ちたいというかそういう形の憧れなんです！！」
30:名無しNIPPER[sage saga]
2019/04/02(火) 23:07:48.68 ID:uhYHnDO90
マスキング（でもこれなら確実にRASに馴染めるだろ。……チュチュはまた苦労するかもしれないけど）
マスキング（とにかくRASのオーディションを受ける気にさせちまおう）
31:名無しNIPPER[sage saga]
2019/04/02(火) 23:08:22.02 ID:uhYHnDO90
マスキング「憧れを持つのはいいことだと思う。けど、恋は盲目って言うだろ？」
マスキング「そうすると本質を見誤る。理想を押し付けて、相手の本当の姿が見えなくなるんだ」
32:名無しNIPPER[sage saga]
2019/04/02(火) 23:09:34.19 ID:uhYHnDO90
――翌日 チュチュのスタジオ――
チュチュ「Wellcome、アサヒロッカ！ マスキングから聞いたわよ。あなた、なかなかロックらしいじゃない！」
33:名無しNIPPER[sage saga]
2019/04/02(火) 23:10:01.52 ID:uhYHnDO90
チュチュ「さぁ、アサヒロッカ！ 準備はいいかしら？」
六花「は、はいっ！」
34:名無しNIPPER[sage saga]
2019/04/02(火) 23:10:46.41 ID:uhYHnDO90
―オーディション後―
六花「はぁ……はぁ……ど、どうですか、チュチュさん」
35:名無しNIPPER[sage saga]
2019/04/02(火) 23:12:02.50 ID:uhYHnDO90
レイヤ「おめでとう。ええと、ロックちゃん……でいいのかな？」
六花「は、はい！ ベースボーカルのレイヤさん……ですよね？」
36:名無しNIPPER[sage saga]
2019/04/02(火) 23:13:10.91 ID:uhYHnDO90
マスキング（朝日がRASに加入してから２週間が経った）
マスキング（ようやく正規のメンバーが揃ったことでチュチュは気合満点、曲の作成にメディアへの宣伝、演奏への指導と、RASに関わる全てのことに精魂を込めていた）
37:名無しNIPPER[sage saga]
2019/04/02(火) 23:13:49.04 ID:uhYHnDO90
マスキング（そんな日々を過ごす中、とうとうチュチュが宣言した）
チュチュ「新生RAISE A SUILENの主催ライブをやるわ！」
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