白菊ほたる「運命の輪」 【ウルトラマンジード×シンデレラガールズ】
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31:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/20(水) 15:47:17.81 ID:2rdIn1Hc0

ほたる「――っ!!」

 そして気付くと、私は部屋のベッドの上、目覚ましアラームの音の中にいました。

ほたる「うぅぅぅ……ぁああああああああああああ!!!!」

ほたる「ぁあッ、ああっ!! あああああああああっっ!!!」

 喉が枯れるほど叫び、私は泣きだしました。
 あの怪獣は私を狙っているのです。だからこちらに来たのでしょう。
 ならば成す術がない。十時五十三分、私がいる場所はあの怪獣によって踏み躙られるのです。

ほたる「うぅぅぅうう〜〜〜〜〜〜っっ!!! あぁぁあああ……!!!」

 何度やり直しても、もうどうすることもできない。
 私がいる限りあの怪獣は現れ、皆が不幸になる。
 どこへ行っても、逃げ場所なんてないのです。

ほたる「ああぁぁああううううう……っっ、うっ、ひぐっ」

 誰に頼ることもできない。頼ればその人を不幸にしてしまう。
 私という不幸の病原菌がこの世に居座り続ける間、それは永久に続くでしょう。
 そして私は何度もやり直し、その事実を突きつけられ続けるのでしょう。

ほたる「…………いや」



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