587:名無しNIPPER[saga]
2020/02/25(火) 02:16:00.26 ID:h4Hvdco40
客人「まずは改めて長旅ご苦労様でした。こちら先ほど運ばせました千両になります」
一先ず客人が差し出した千両箱の中身を確認した紺之介であったが、彼は別段大金に顔色を変えることもなく顔を上げるとむしろ声色低くして問い質した。
紺之介「して、本題だが」
客人「……ええ、委託保護の件にございますね」
紺之介「そうだ」
今度こそ紺之介の額に汗が浮かぶ。
彼はこのために旅を続け、死線をくぐり抜け、今に至るのである。当然の反応といえた。
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