男「この俺に全ての幼女刀を保護しろと」
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569:名無しNIPPER[saga]
2020/02/25(火) 02:02:42.34 ID:h4Hvdco40

茢楠の彼らを慰め導く姿はまさしく聖職者の鑑と紺之介は感応した。
刃踏がこの世に遺したものの一番は今自分の目の前にあると彼は悟るのであった。

紺之介「……すまない。感謝する」
以下略 AAS



570:名無しNIPPER[saga]
2020/02/25(火) 02:03:08.23 ID:h4Hvdco40
茢楠「坊主冥利に尽きます……ですがまあ」

紺之介「ん?」

賞賛を受け茢楠はにこりと微笑んだ。
以下略 AAS



571:名無しNIPPER[saga]
2020/02/25(火) 02:03:35.22 ID:h4Hvdco40
………………………


別室を後にしながら紺之介は茢楠に殴られた頬をさすっていた。

以下略 AAS



572:名無しNIPPER[saga]
2020/02/25(火) 02:04:01.75 ID:h4Hvdco40

ひとまず頬の鈍痛が引き始めたところでそれはさておきとして紺之介、建物の影に潜む気配に声をかける。

紺之介「もういいぞ。ずっとそこに居たのだろう」

以下略 AAS



573:名無しNIPPER[saga]
2020/02/25(火) 02:04:44.36 ID:h4Hvdco40
彼は俯いたまま今にも泣き出しそうな声をひりだす。

「しょーぶしろこんのすけぇ……フミおねーちゃんのかたきだ……」

紺之介「……いいだろう。来い」
以下略 AAS



574:名無しNIPPER[saga]
2020/02/25(火) 02:05:14.98 ID:h4Hvdco40
「うわああああ!!!!」

童が全力疾走で正面から紺之介に突っかかる。しかし彼が突き出した渾身の拳骨も虚しく紺之介はそれを手のひら一つで受け止めた。

「このっ! このっ! はなせぇ!」
以下略 AAS



575:名無しNIPPER[saga]
2020/02/25(火) 02:06:01.23 ID:h4Hvdco40
紺之介「分かるな。今のお前では絶対に俺に勝てはしない」

「そんなごど、やっでみなくちゃ……」

紺之介「いいや無理だ。だから……」
以下略 AAS



576:名無しNIPPER[saga]
2020/02/25(火) 02:06:28.48 ID:h4Hvdco40
乱怒攻流「ねぇ、何であんなこと言ったのよ。あの子が児子炉みたいになっちゃったらどうすんのよ」

紺之介「問題ない。やつがそれだけ本気ならば正しい力のつけ方も、力の振るい方も、きっと茢楠が教えてくれるだろう。それにもしこの先本当にやつが俺のもとへ来たのならそのときは斬らない程度に相手をしてやるのみだ」


以下略 AAS



577:名無しNIPPER[saga]
2020/02/25(火) 02:07:05.21 ID:h4Hvdco40
……………………


夜如月の平屋敷、季節は冬本番。
そんな中竹刀を素振りする恰幅のいい男が一人。
以下略 AAS



578:名無しNIPPER[saga]
2020/02/25(火) 02:07:39.95 ID:h4Hvdco40
庄司「え……ら、乱怒攻流たん……!? どうしてここに……」

夢にまで見たと言わんばかりに瞳潤わせ興奮気味に近寄ってくる庄司に対し乱怒攻流冷めた態度で挨拶を済ませる。

乱怒攻流「別に、ただ旅が終わって露離魂町に帰る途中で立ち寄ったからちょっと見に来ただけの話よ」
以下略 AAS



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