469:名無しNIPPER[saga]
2020/02/10(月) 18:21:05.10 ID:CaLDwjtG0
湯と共に和らいだ空気が一転。
湯気をも凍てつく静けさが彼女らを覆った。
透水「へ……ぁ、ごめんね! 私つい……」
愛栗子「恨んでよいぞ」
透水「別にそんなつもりじゃ……! ただ、やっぱりみんないっしょがよかったなって……」
乱怒攻流「それ何の擁護にもなってないわよ」
透水「あぅ……」
俯く愛栗子をなだめるようにかこった透水だったが上手く言葉が纏められず口が滞る。
再び静寂に包まれた温泉場であったが彼女らの髪から滴る水滴と共に乱怒攻流がぽつぽつと喋り始めた。
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