237:名無しNIPPER[saga]
2019/04/21(日) 09:54:55.88 ID:f3jC59Mz0
絶体絶命の境遇。
しかしながらここまでの戦いを経て彼らは互いの真髄を露わにしながらぶつけ合って見せた。その結果紺之介には源氏たる男の思想が手に取るように分かりかけていたのである。
それを上手く利用できるか否か、この勝負の分かれ目はそこにあった。
心の蔵を叩く音、唾を飲み込むぐぐもった濁音。それら全てが重なったとき
紺之介は、最終手段に出た。
602Res/308.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20