236:名無しNIPPER[saga]
2019/04/21(日) 09:54:27.34 ID:f3jC59Mz0
源氏「さァな。ただヤツは他の幼刀が憎いだとかでそれらに対する鼻利きが良くてな……俺が情報も無しに幼刀に辿りつけるようになったのはアイツ様々よ」
源氏「児子炉とは利害も一致してるしな。俺も幼刀と戦いたがっているがヤツもヤツで幼刀の破壊を目論んでやがる。利害が一致しすぎてヤツが暴れ過ぎてねェかは心配になるがな……楽しみが減っちまうのは色々と堪える」
紺之介のこめかみに大粒の汗が走る。
源氏の言っていることをまことと受け止めるならば彼女たちをそのままにしているのは尚更のこと危険が伴うと判断したからである。
そうと決まれば彼は足早に背を向け走り去るべきなのだろう。しかしそれは背を守りきれるほど走れることを示唆している。
当然の事ながらそれを試みれる体力はもはや今の紺之介には無し。
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