男「この俺に全ての幼女刀を保護しろと」
1- 20
205:名無しNIPPER[saga]
2019/04/08(月) 23:04:13.81 ID:/2q0Qaon0
紺之介「もり、たか……だと……何故お前が、お前が……!」

紺之介が平常心を失ったのは他でもない。源氏の口から出たその人物の名は……

紺之介「父の名を!」
以下略 AAS



206:名無しNIPPER[saga]
2019/04/08(月) 23:04:42.54 ID:/2q0Qaon0
源氏「何故ってそりゃあよォ……」


源氏が次に口を開いた時、刀狩りの噂が呼び寄せた運命がついに交差した。

以下略 AAS



207:名無しNIPPER[saga]
2019/04/08(月) 23:05:25.15 ID:/2q0Qaon0
続く


208:名無しNIPPER[sage]
2019/04/08(月) 23:26:32.07 ID:3hlCp8agO
おつおつ。やっていることはドシリアスなのに……w


209:名無しNIPPER[sage]
2019/04/09(火) 05:39:19.55 ID:bqlKXca/O
乙!


210: ◆hs5MwVGbLE[saga]
2019/04/21(日) 09:32:53.69 ID:f3jC59Mz0
………………

それは遡ること十年の時。

『強者』を求め、そして己もまた『強者』であることを極めんとした男、光源氏。
以下略 AAS



211:名無しNIPPER[saga]
2019/04/21(日) 09:33:40.47 ID:f3jC59Mz0
道場とは本来力なき故に教えを請う者を歓迎する場所であるべきところだが、源氏は師範という立場でありながら尚も己を過剰に磨くための立会いを繰り返し門下生に深手を負わせ続けてきたのだ。
そのことを師に指摘された源氏は逆上。遂に己の師すらその切っ先の錆としてしまう。

そして肉塊と化した師に目を落としたとき源氏は一人悟った。

以下略 AAS



212:名無しNIPPER[saga]
2019/04/21(日) 09:34:19.79 ID:f3jC59Mz0
しかし当然のことながら彼は途方に暮れていた。
師をも超えた彼の狂刃と渡り合う相手など武士が消えゆくこの幕末の世にはそうそう現れなかったのである。

そうして見つけた退屈しのぎの熊殺しにも飽きてきた頃、彼は獣道を歩く一人の男と遭遇した。


213:名無しNIPPER[saga]
2019/04/21(日) 09:34:57.51 ID:f3jC59Mz0

梅雨離 最高 -つゆりもりたか- 紺之介の父である。
最高は熊の血滴る源氏の刀を見て戯けた様子で軽く両腕を挙げた。

最高「ははっ、まいったねぇ。この辺は獣の通りが少ないって聞いたモンだから身を隠すのに丁度いいと思ってたんだが……まさか熊殺しの方に会っちまうたあな」
以下略 AAS



214:名無しNIPPER[saga]
2019/04/21(日) 09:35:40.85 ID:f3jC59Mz0
…………………

紺之介「幼刀と戦うこと……だと?」

源氏「そうだ。最高は俺のぼやきを聞き入れそれを成すための方針を与えてくれたってわけだ」
以下略 AAS



602Res/308.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice