モバP「Mirror」
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19:名無しNIPPER[saga]
2019/02/08(金) 22:31:43.95 ID:441QTGT20
 何やってんだよ、いい歳して。どうでもいいけどさ。

「まぁ、楓さんなら居るだけで彼らを喜ばせられるだろうけど」
「何ですか?」
「何でもない」

 呆れてため息をつきながら、デスクに戻った。

「そろそろ終わるので、出る準備してください。
 そのチューハイは流しに捨てて。空き缶は、とりあえず俺が預かります」
「はーい」


 楓さんの言うことも一理ある。
 誰か遠慮無しに意見をぶつけ合える相手がいれば、それは自分自身を理解するための大きな助けになる。

 彼女が俺とケンカをしたいというのは、きっとそういう事なのだろう。



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