ブラックホール「なにぶん、悪気や悪意はないもので」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/19(土) 21:25:43.01 ID:PudWixl40
「私はショタのあなたに告白すると思う」
「そしたら俺もロリのお前に告白するよ」
「でもそれがお互いに伝わるのは10年後」

望遠鏡を覗いて、好きだと口にする。しかし。
以下略 AAS



3:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/19(土) 21:28:01.45 ID:PudWixl40
「でも、どうかしらね」
「なんのことだ?」
「そんなに好きと言われると、軽くなるかも」

そう言われると、そんな気もする。チャラい。
以下略 AAS



4:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/19(土) 21:30:15.48 ID:PudWixl40
「ワープとか出来たらいいのにな」
「瞬間移動みたいな?」
「そうそう、それそれ」

瞬間移動や転移魔法があれば、すごく便利だ。
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/19(土) 21:33:29.71 ID:PudWixl40
「だからこそ、光速は超えられないのかもね」

それは聞き覚えがある。光速は超えられない。
軽くならないように、ズルを、しないように。
そんな風に世界の法則は出来ているのだろう。
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/19(土) 21:35:27.82 ID:PudWixl40
「ブラックホールのことを教えてあげる」

完全にへそを曲げても、おかまいなしに語る。

「そもそも重さというのは、空間の歪みなの」
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/19(土) 21:37:42.67 ID:PudWixl40
「私たちの身の回りにも、空間の歪みはある」
「たとえば?」
「地球だって、月を離さないでしょ?」

そう言われるとそうだ。月は地球の虜である。
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/19(土) 21:40:21.99 ID:PudWixl40
「もしもお前が、10光年先に居たとしても」

落ち着いて、冷静に、学んだことを活かして。

「俺の想いは、決して、君のことを離さない」
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/19(土) 21:43:36.95 ID:PudWixl40
引き続き、もう一作品、投稿します。
とはいえ、本編とは一切関係ありませんので、興味ある方だけでお愉しみください。

それでは以下、おまけです。


10:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/19(土) 21:44:44.14 ID:PudWixl40
「あー……飲み過ぎた」
「大丈夫? 気持ち悪いの?」
「ちょっと、ヤバいかも」
「じゃあ、トイレに行こ」

以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/19(土) 21:46:48.23 ID:PudWixl40
「大丈夫?」
「申し訳ない……申し訳ない」

心底申し訳なさそうな男友達を見て胸が弾む。
弱っている男の人は、可哀想で、可愛かった。
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/19(土) 21:48:43.53 ID:PudWixl40
「ごめんね、でも君の為だから」
「う、うん……わかってるよ」

言い訳は完璧。これで無問題。さて、お次は。

以下略 AAS



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