ブラックホール「なにぶん、悪気や悪意はないもので」
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12:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/19(土) 21:48:43.53 ID:PudWixl40
「ごめんね、でも君の為だから」
「う、うん……わかってるよ」

言い訳は完璧。これで無問題。さて、お次は。

「ついでに、おしっこもしといたら?」
「えっ?」
「せっかくだしさ」
「あ、ああ……そうだね」

こちらに背を向け、用を足そうとする男友達。
そうじゃない。それでは見えない。苛々する。
待て待て。落ち着け。深呼吸だ。焦りは禁物。
ひとまず冷静に、さりげなく、補助をしよう。

「チャック、下ろしてあげる」
「えっ? いや、自分で出来るから……」
「大丈夫。暗くて何も見えないよ」

見えないから、セーフ。チャックを下ろした。

「持っててあげるね」
「いや! それは流石に……!」
「支えが必要でしょ?」
「自分で出来るから!」
「じゃあ、手を重ねてもいい?」
「まあ、そのくらいなら……」
「やった!」

彼の手に私の手が重なり、発射準備は完了だ。


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