「おはよう。捻挫少年。」
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28: ◆PeRWG5nqdc[sage saga]
2019/01/11(金) 11:28:38.62 ID:piIM8FBL0

「よう、捻挫少年。」
「間違ってはないんですけど、辞めません?その呼び方。」
「私の中で、君は既に捻挫少年になってしまったのだ。多分、治っても言うね、私は。」
「じゃあ、僕の中で佐藤さんの第一印象は初めて氷の上に立ったバンビなんですけど、バンビって呼んでいいですか?」
「それはダメ。」
「なんで?」
「バンビは可愛いけど、ダメ。」
「自分だけ卑怯じゃないですか?」
「良いの、だって私は大人で君の先生だもん。」
「理由になってません。」
「大人社会は理不尽なものなんだよ。」
「えぇ…」

「ところで、足の様子は大丈夫なの?」
「まだ走れるくらい治ってはいないですけど、テーピングすれば普通に歩くのは特に問題ないです。」
「そっか、良かった。」

とても安心した様子で、胸を撫でおろす。
やはり、捻挫のことは気にしていたのだろう。心配しすぎだと思うが…



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