566: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/05/03(金) 01:39:22.39 ID:BMm/1y0AO
山城「...そうね、アンタも頑張れば改二が間に合うから“使える雑魚”くらいにはなるわ。まずはさっさと改二を目指すことね」
山城は満潮の方を冷酷な目で見つめながら言った。
山城「時雨は改二は間違いないけど練度が問題ね。ただでさえ脆い艦種の3人の中で、アンタが1番練度低くて幸運頼りの雑魚だし」
567: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/05/03(金) 01:41:51.85 ID:BMm/1y0AO
そこで爆発するのを止めるものは、やはり山城に実力では勝てないという事実なのであろうか。
どんなに熾烈に反発してみせても、どうしても負け犬の遠吠えになってしまうのだ。
つくづく山城が最古参勢で最高練度を保持する事が憎たらしい。
568: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/05/03(金) 01:45:14.06 ID:BMm/1y0AO
山城「ちなみにこの事は既に提督に了承を得てるわ。気になるなら確認してみなさい」
満潮「...あのクソっ...!」
山城「彼も渋ったんだけど、それくらいの特権貰わないと統制出来ないと言ったら認めてくれたわ」
569: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/05/03(金) 01:46:11.54 ID:BMm/1y0AO
山城「その代わり」
しかし、即座に時雨を遮るように山城が言葉を挟んだ。
山城「...その代わり、アンタらの命だけは保証するわ」
570: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/05/03(金) 01:48:59.54 ID:BMm/1y0AO
だが少なくても時雨においては、どうしても不安が拭えなかったのは事実である。
・・・アイツの力を借りるものか、とあれほど強く決意していてもである。
571: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/05/03(金) 01:50:27.48 ID:BMm/1y0AO
山城「不幸を散々経験してますから。良くない事が起こりそうな時はたいてい予測できます」
山城「案外、不幸艦だからこそ最悪を避ける能力には恵まれたのかもしれません」
572: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/05/03(金) 01:53:00.82 ID:BMm/1y0AO
扶桑「そこまで言うならいいじゃない。それに、指示に従いさえすれば何言ってもいいでしょう?」
山城「ええ、別に文句は気にしません。それに姉様達を奴隷のように扱おうというわけでもありませんし」
扶桑「こう言ってるし、どうかしら。正直私は作戦に不安もあるし、経験のある人の指示通り動く事はどのみち必要になるわ」
573: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/05/03(金) 01:54:43.97 ID:BMm/1y0AO
その言葉は時雨の心にすんなりと入ってきた。
そして他の西村艦隊メンバーや夕立も、それは同じのようだった。
最上「そうだね...確かにボク達が仲間な事は変わらないもんね」
574: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/05/03(金) 01:58:56.30 ID:BMm/1y0AO
時雨「うん。僕も扶桑やみんながいいなら同意するよ」
扶桑「決まりね...。じゃあそういう事で、指示に従うっていうのは妥協してあげるわ」
山城「姉様は理解が早くて助かります」
575: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/05/03(金) 02:00:04.54 ID:BMm/1y0AO
今回はここまでです
令和も頑張っていきたいものです
576:名無しNIPPER[sage]
2019/05/03(金) 02:09:51.63 ID:kG2rGl/fo
おっつおっつ
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