【艦これSS】不器用を、あなたに。
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446: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/30(土) 01:20:58.47 ID:vawIU0ZjO
川内「ちょっ、山城さん...?」

電「ど、どうしちゃったのです...?」

古参の2人ですら山城の冷酷な態度を全く理解できないでいた。
以下略 AAS



447: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/30(土) 01:22:00.44 ID:vawIU0ZjO
山城「時雨、アンタは勘違いしてるわ」

しかしその時雨の限界の叫びは間髪入れずに否定されることになる。

山城「私は貴方の事なんて好きでも嫌いでもないの」
以下略 AAS



448: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/30(土) 01:23:24.89 ID:vawIU0ZjO
山城「これは時雨だけじゃなくて貴方達全員に言える事ね」

山城「あんたらウザったいのよ。仲間ごっこに巻き込まないでくれる?」

最上「ねぇ山城...嘘だよね...?」
以下略 AAS



449: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/30(土) 01:24:28.81 ID:vawIU0ZjO
最上「何なんだよっ!山城はそんなに僕達と仲間なのが嫌なのかっ!」

最上も泣きながら叫んでいる。
電は何も出来ずオロオロするばかりだ。

以下略 AAS



450: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/30(土) 01:25:49.50 ID:vawIU0ZjO
今や悲しみの雨が降り注いでいた心には激しい怒りの炎が灯り、その雨を瞬く間に消し去ったのだ。

時雨「...ねぇ、山城は本当に西村艦隊がおままごとだって言うの?」

時雨「あの時戦いを共にしたメンバーには何も思い入れが無いって言うの?」
以下略 AAS



451: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/30(土) 01:27:02.79 ID:vawIU0ZjO
その事を触れられてまたもや反応してしまう時雨。
その様子に気づいた山城が言葉を続ける。

山城「だけど、あの時私が沈んだのは私の不運のせいこそあっても、貴方の幸運のせいではないわ」

以下略 AAS



452: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/30(土) 01:28:56.06 ID:vawIU0ZjO
時雨「じゃあ...僕達のことなんてどうでもいいんだなっ!」

山城「そう思われたくないならもっと強くなりなさいよ。甘ったれた友情ごっこなんかしてないで。」

これには再び最上や満潮の怒りが爆発したが・・・
以下略 AAS



453: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/30(土) 01:30:02.43 ID:vawIU0ZjO
鎮守府では恒例の帰還部隊の出迎えが待ち構えていた。
そこには提督や時雨の姉妹艦もいた。

そして当然その場で先程の続きが行われた。
今度はさらに多くの者達で山城を糾弾できたが、結局は山城の返す言葉は同じことの繰り返しだった。
以下略 AAS



454: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/30(土) 01:31:05.54 ID:vawIU0ZjO
この時アイツが言ったことはいつだって忘れたことは無い。


「そんなに仲間意識とやらが強いんなら、スリガオでは私じゃなくて貴方が沈んじゃえばよかったわね」

以下略 AAS



455: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/30(土) 01:33:07.61 ID:vawIU0ZjO
それでも・・・

大切な仲間と絆を踏みにじった事だけは許さない・・・


以下略 AAS



456: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/30(土) 01:34:16.41 ID:vawIU0ZjO
今回はここまでです
相変わらずの遅筆で申し訳ないです


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