198: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:07:12.95 ID:WzqKT6fXO
夕立「夕立たちも早くご飯食べるっぽ〜い!」
白露型も最上に続く。
満潮「扶桑、私たちも席取るわよ」
199: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:08:08.85 ID:WzqKT6fXO
扶桑「私は碌でもない人とは完全に縁を切る事が最善だと思ってるの」
扶桑「だからこの子達が暴走しないようにって止めてるのも、そもそも関わって欲しくないからなのよ」
山城「...理性的な考えで素晴らしいですね?」
200: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:09:40.58 ID:WzqKT6fXO
扶桑「単刀直入に言うわ。わざわざ相手が一番怒るようなことを引き合いに出して煽るのはやめてくれない?」
扶桑「それがお互いのためよ」
201: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:11:08.04 ID:WzqKT6fXO
扶桑「それに自身のせいで嫌われておいて、いざそれに我慢ならなくなったら相手に突っかかるだなんて、本当に救いようの無い性悪ね」
山城「それなら気に食わない考え方をするからといって集団で激しく罵倒しておいて、突っかかられるのは嫌だなんてのもおかしな話ではないですか」
扶桑「...つまりやめる気はないのね?」
202: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:12:09.04 ID:WzqKT6fXO
そして次の瞬間。
203: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:13:02.68 ID:WzqKT6fXO
山城「っ...」
山城は左側の頬を抑えている。
204: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:14:41.41 ID:WzqKT6fXO
電「...やっぱり行ってくるのです」
一方で電はといえば、やはり彼女の方針に基づき、山城を助けに行くのである。
その言葉に、一緒に序盤から騒動を見てきた響、とっくに追いついて再び合流していた暁と雷はコクンと頷くしかなかった。
205: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:15:20.40 ID:WzqKT6fXO
電「ありがとう、なのです。...それと、どうか今朝暁ちゃんが言ってくれたことを思い出して欲しいのです...」
電はそう小声で言い残して騒動の渦中へと向かった。
響「...みんなが喧嘩に注目してる隙に席取っちゃおうか」
206: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:16:36.16 ID:WzqKT6fXO
そんな暁型の行動に並行して、凍りつく空気を融解させるべく、扶桑が口を開く。
扶桑「もっと殴ってもいいのだけど、悔しいことに私達より遥かに強くて貴重な戦力であることは間違いないもの...」
大きなトラブルにしたくないという彼女の基本姿勢も、山城の戦力としての存在自体は有益と判断するからこそなのだろう。
207: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:17:41.18 ID:WzqKT6fXO
時雨「たしかに扶桑の言う通りだね」
まだそう遠くない位置にいた時雨が山城の近くに再び戻っていた。
時雨「でもみんなが限界まで強くなってお前が用済みになったら、その時はこの鎮守府から消えることになるだろうね」
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