年越し代行
1- 20
32:名無しNIPPER[saga]
2018/12/28(金) 21:31:33.96 ID:JbQZeQhn0
「親だぁ?」
 男は激昂した。
「俺の何を知ってんだ。余計なお世話だ、マジ警察呼ぶぞお前」

「ハッハッハッハ」
 ジイサンは声を上げて笑った。
 僕も後ろで、笑いを堪えた。
「何がおかしいんだオラァッ!」

 僕達は国の最重要機密の塊だ。
 一介の警察官がどうこうできるものではないのだ。
 そもそも、バッジを起動させれば僕達を捕まえられる者などいない。

 脅しにもハッタリにもならない言葉にこの男が頼るのは、仕方が無いとはいえ、どこか滑稽に思えてしまう。

「すまんな、確かに不法侵入だ」
 ジイサンは顔の前で手を振り、ニコニコと嬉しそうに頭を下げた。


「帰るよ」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
49Res/44.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice