勇者「彼は正しく英雄だった」
1- 20
68:名無しNIPPER[saga]
2018/12/27(木) 23:38:01.58 ID:hSRFEIsWO

魔法使い「オッサン、ごめんっ!!」

戦士「バカかテメエは!!」

決着が付き気を抜いたのか反応は遅れ、疲労に足が縺れたのか動き出しも遅れた。

(巻き込まれるなんて冗談じゃ)

傭兵の背中目掛けて放たれた火球は寸分の狂いなく向かってくる。

だがそれは着弾目前に上昇して爆ぜた。威力はないが発する光は尋常ではない。

「何だよ、邪魔出来たのかよ、魔法使い……」

眩い光の中、戦士は視界を奪われ膝を突く。

瞼を開くと、そこには想像通りの光景があった。

見上げる自分、それを見下ろす傭兵と喉元に突き付けられた切っ先。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
451Res/297.93 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice