勇者「彼は正しく英雄だった」
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50:名無しNIPPER[saga]
2018/12/27(木) 22:01:46.78 ID:hSRFEIsWO

魔法使いの答えに、大きな笑いが起こった。

「お前が相棒に選ばれたってのか? 笑わせるなよ、小娘」

「……あ〜、そっか、そういうことか、なる程ね。アンタ、私に嫉妬してるんだ」

笑い声がピタリと止んだ。

その場の誰もが息を吸い込む。次の瞬間には罵詈雑言として吐き出されるだろう。

それを察した傭兵は素早く魔法使いの手を引いて今度こそ酒場を後にした。

扉を閉じたと同時に、爆発したかのような怒号が響く。

傭兵はそのまま手を引いてその場を後にしたが、魔法使いは酒場の扉の先にいるであろう輩を睨み続けていた。



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