勇者「彼は正しく英雄だった」
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433:名無しNIPPER[saga]
2019/02/17(日) 02:00:41.22 ID:KrEyVsYMO

踊り子「はい。後にも先にも、踊り子が望むのはそれだけです」

▼その答えに迷いはなかった。

占い師「戦場に舞い戻った踊り子は、再び同じ男を愛したか」

踊り子「かれは再びではなく一度目です。踊り子が愛したのは生涯唯一人なのですから」

▼踊り子は寂しそうに笑った。

▼何もかもを分かっているようだった。

占い師「……そうか、ならば何も言うまい」

踊り子「貴方の答えがまだです」

占い師「そうだったな……済まないが、質問の内容は何だったか」

踊り子「家庭がありながら何故戦うのですか? 手にした暮らしは自身が望んだもののはずです。
    そうであるなら、もう戦う必要などない。貴方は既に満たされたのではないですか?」



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