勇者「彼は正しく英雄だった」
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410:名無しNIPPER[saga]
2019/02/07(木) 23:30:12.42 ID:ltwtokG1O
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国王「今は放っておけ」

魔術騎士団の脱走について、国王は然したる関心を示さなかった。

何者かが脱走を幇助したのは明白であり、その目的が城内の混乱だろうということは容易に想像出来た。

(おそらく魔術師結社の差し金だろうが、兵は動かさん)

僅かでも城内の兵士を減らすべきではない。国王はそう考えた。

魔術騎士団は勇者が設立した部隊、大方、勇者の下にでも向かうつもりなのだろう。

それより気掛かりなのは現在の戦況である。国王は玉座の傍らに跪く女性をちらと見た。

更にその傍には大量の武器の束を持つ大男が立っているが、黙して動く様子はない。



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