勇者「彼は正しく英雄だった」
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409:名無しNIPPER[saga]
2019/02/07(木) 23:28:56.30 ID:ltwtokG1O

錬金術師「もういい」

呪術師「もしかして、そのお嬢さんとお喋りしたくて」

▼錬金術師が苛立たしげに杖を突いた。

▼すると呪術師の体は粉々に砕け散った。

▼そこには何も残っていない。

踊り子「今のは」

錬金術師「作り物だ。気にするな」

▼その表情は、塔で見せたものだった。

▼人としての温かさは、最早感じられない。

錬金術師「今宵、我々は自由を手にする。君にも協力して貰うぞ。躊躇いなど見せてくれるなよ」

踊り子「分かっています」

錬金術師「では、行くぞ」

▼錬金術師は杖を突いた。

▼すると、二人はツタに飲み込まれて消えた。



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