407:名無しNIPPER[saga]
2019/02/07(木) 23:21:17.05 ID:ltwtokG1O
踊り子「違いますか」
錬金術師「そうだな。君の両親が誰であろうと私には関係ない」
▼錬金術師は息を吐いた。
錬金術師「そして、君が誰を愛そうとも」
踊り子「貴方が嫌悪された理由が良く分かりました。世相を変えるより、その傲慢で人を見下した態度を矯正した方がよいと思います。少しは自分を見つめ直したら如何でしょうか」
錬金術師「……」
▼錬金術師は顎を摩っている。
踊り子「聞く耳など持たないでしょうね。貴方のような人間は変わらないですから」
錬金術師「いいや、聞いている。ただ懐かしくてな、昔を思い出しただけだ。君との会話は想像していた以上に楽しい」
踊り子「意味が分かりません。不愉快です」
錬金術師「嫌われたものだな。私のお陰で脚が治ったと言うのに」
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