勇者「彼は正しく英雄だった」
1- 20
401:名無しNIPPER[saga]
2019/02/07(木) 23:07:51.01 ID:ltwtokG1O

錬金術師「兵の気配でも感じるのか?」

踊り子「いえ、便利な魔術だと思っただけです」

錬金術師「仕組みは実に簡単なものだ。そうだな、動きがあるまで少し話さないか」

▼錬金術師は壊れた椅子に腰掛けた。

▼その表情はとても穏やかで、塔で見せた冷酷非常な顔とは異なっている。

踊り子「動きとは? 他にも仲間がいるのですか?」

錬金術師「私に仲間などいない。すぐに分かる。さあ、君も座れ。待つのは退屈だろう」

踊り子「……」

錬金術師「私と話すのが嫌か?」

踊り子「はい、嫌です」

錬金術師「君は実に正直な子だな。では、これは命令だ。私の話に付き合ってくれ」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
451Res/297.93 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice