勇者「彼は正しく英雄だった」
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319:名無しNIPPER[saga]
2019/01/27(日) 01:10:13.42 ID:8oN8VcFcO

踊り子「王を? 殺害するのです?」

錬金術師「そうだ。王は魔術師に戦を仕掛け敗北する。王は死に、王子も死に、血は途絶える」

武闘家「この前殺せば良かったじゃないの。亡国の傭兵も一緒だったんでしょう?」

錬金術師「以前はそれで失敗した。私の至らなさが原因で、後の魔術師には多大な迷惑を掛けてしまった。単に殺害するだけでは意味がない」

錬金術師「人々の理解を得る為にも、我々魔術師には王を殺害する正当な理由が必要だ」

踊り子「正当な理由とは?」

錬金術師「我々魔術師は迫害され、利用され、今こうして軍によって滅ぼされようとしている。だから我々は抵抗する。そして今夜、魔術師は勝利する」

錬金術師「夜明けと共に世は大きく変わり、服従するしかなかった魔術師達もこれを機に立ち上がるだろう。今度こそ、優れた魔術師が支配する世が訪れるのだ」

武闘家「それ本気? 呪術師の坊ちゃんは信じてたみたいだけど、どうも話が大きすぎるわ」

錬金術師「無理に信じる必要はない。君には君の望みがある。そうだろう」

武闘家「……そうね、私には関係のない話だったわ」



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