勇者「彼は正しく英雄だった」
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289:名無しNIPPER[saga]
2019/01/24(木) 00:27:28.62 ID:kY2YNde0O

戦士「あんたも師って呼んでるな」

勇者「俺も一時期教育を受けていたんだ。師のことはとても尊敬している」

魔法使い「ふーん。故郷を材料にセンセを脅して従わせた癖にね」

勇者「ぐっ……その点を含めて尊敬してるんだ。第一、あれは父のやったことだ。俺ならそんなことはしない」

戦士「そうやって歯向かった結果、若返った父親に城を追い出されたわけか。難儀だな」

勇者「父だろうと王だろうと間違いは間違いだ。それに、あれはもう父ではない」

戦士「……」

勇者「それから、これもあった」

▼勇者は小瓶を取り出した。

戦士「何だそれ?」

勇者「中身は俺にも分からない。この記事に包まれていたらしい。二人なら分かると思ったが、どうだ?」



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