勇者「彼は正しく英雄だった」
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290:名無しNIPPER[saga]
2019/01/24(木) 00:28:06.70 ID:kY2YNde0O

戦士「俺には分かんねーな。お前は?」

魔法使い「ん〜? どっかで見たけど、どこだっけな? ちょっと貸して?」

▼勇者は小瓶を手渡した。
 魔法使いはしげしげと眺めている。

魔法使い「あ、毒だこれ」

勇者「毒?」

魔法使い「センセが持ってたやつで矢尻に塗って使うんだ。数分で視神経がやられるらしくって、それはもう凄い毒なんだってさ」

戦士「何だってそんな物騒なもんを……」

魔法使い「そんなの分かんないよ。必要になるってことかな? それとも暗号とか?」

勇者「それはひとまず魔法使いに預ける。それより本題だ。手を貸して欲しい」

魔法使い「王様を何とかするのはセンセと受付さんを助けた後、それで良いなら協力するよ」



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