勇者「彼は正しく英雄だった」
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288:名無しNIPPER[saga]
2019/01/24(木) 00:26:43.23 ID:kY2YNde0O

第二十二話

戦士「勇者? あんたが?」

魔法使い「勇者って王子でしょ? お供も連れずに一人で来たわけ? かなり嘘っぽいんだけど」

勇者「疑問や質問は後にして今は話を聞いて欲しい。二人にとっても無関係な話じゃない」

▼勇者は返事を待たず語り出した。
 王の暴走と教会襲撃、傭兵の失踪と人質の存在、そして追放、順を追って説明していった。

戦士「……大体の話は分かった。だが、何で俺達を?」

勇者「これを師が持っていたそうだ。俺はこれを見て二人を頼ることにした」

魔法使い「あ、この記事……」

戦士「本当に売ってたんだな。つーか先生も読んだのかよ。何か恥ずかしいな」

勇者「先生か……」

魔法使い「なあに?」

勇者「いや、先生と呼んでいるから、師が二人を育てたのは本当なんだと思ってな」



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