238:名無しNIPPER[saga]
2019/01/22(火) 00:28:08.82 ID:Jm7MmzXnO
錬金術師「彼は今、我々と共にいる」
受付嬢「信じられません」
錬金術師「そう思って、これを持ってきた」
▼錬金術師は道具袋から剣を取り出した。
錬金術師「彼の剣だ。見覚えはあるだろう?」
受付嬢「偽物である可能性があります」
錬金術師「そうだな、確かにそうだ。しかし、そうと分かっていても従わざるを得ない。彼も、君もな」
受付嬢「どういう意味でしょうか」
錬金術師「これを使って君を人質にしたと言ったところ、彼はすぐに協力してくれた」
▼錬金術師は銀縁眼鏡を差し出した。
受付嬢「……」
錬金術師「この眼鏡は私が精巧に作った偽物だが、彼にとっては本物に見えた。或いは偽物と疑ったけれども可能性がある以上は従わざるを得なかった」
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