ターニャ・フォン・デグレチャフ「座薬型、演算宝珠……?」
1- 20
38:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 01:41:57.69 ID:qy0gTOWh0
(よしっと。ひとまずは、こんなところか)

人差し指の第二関節まで突っ込み、様子見。

「セレブリャコーフ少尉、大丈夫か?」
「は、はひっ! 小官は、健在れふ!!」
「呂律が回ってないぞ。貴官は……可愛いな」
「か、かわっ!?」
「くふっ……どうした、モジモジと尻をクネらせて。もしかして、私を誘っているのか?」
「しょ、少佐ぁ……それぇ、ゾクゾクしますっ」

(あー楽しい! やっぱりこうじゃないと!!)

600秒もこの遊びが続けられるなんて幸せだ。

「よもや少尉がこんな変態とはな」
「き、嫌いにならないでください……」
「案ずるな。どんな変態でも、私は許そう」
「しかし、少佐殿……私、お尻が変なんです」
「わかるさ、わかるとも。私もそうだった」
「しょ、少佐殿も……?」
「ああ。だから我々は、身も心も一緒だ」
「嬉しいです……小官は感激しております!」

(まぁーさに理想的ぃ! 我が世の春が来た!)

おっと、涎が。落ち着け、まだまだ先は長い。
これも全ては大事な副官の為。焦りは禁物だ。
たっぷり、のんびり、楽しもうと、思ったら。

『そこまでだ、少佐!』

ザザッとノイズ混じりに、部屋に備え付けられたスピーカーから、MADの大声が響き渡った。

『喜びたまえ! 観測は無事に終了した!』

そんな馬鹿な。まだ100秒も経ってないのに。

『これにて、少尉の実験は終了だ!!』

不完全燃焼のまま、実験は終わりを迎えた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
61Res/72.53 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice