ターニャ・フォン・デグレチャフ「座薬型、演算宝珠……?」
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37:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 01:38:25.19 ID:qy0gTOWh0
「では、そろそろ始めるとしよう」
「はっ! よろしくお願いします!」

セレブリャコーフ少尉はワクワクしていた。
デグレチャフ少佐に初めてを貰って頂ける。
それだけでご飯3杯は食べられそうだった。

(存在Xめ。私が漏らしたことで気を抜いたな)

デグレチャフ少佐もワクワクしていた。
事ここに至っても、存在Xは沈黙したまま。
余計な手出しをするつもりはないようだ。

(ならばよし。存分に状況を楽しむとしよう)

とはいえ、苦痛を与えるのは本意ではない。
絶望のどん底にいた私を副官は助けてくれた。
その恩に報いたいと、少佐は考えた。

(焦らすのは得策ではない。あれは地獄だ)

童貞らしきレルゲン中佐のやり方は愚の骨頂。
ひと思いに、スポッと埋め込むべきだ。
そう決めて、摘んだ凶弾を尻に向けて放った。

「だんちゃぁーく……今っ!!」
「きゃんっ!?」

砲兵に倣って弾着を告げると、副官が跳ねた。
うんうん。そうだろう、そうだろう。
さぞ衝撃的だろう。その気持ちは良くわかる。

「初段命中! 効力射っ!!」
「ふぁああああっ!?!!」

進め! 進め! 奥へ! 更に奥へと! 進め!!


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