【ミリマス】チハヤ「さあ、みんな。お茶会にしましょうか」【EScape】
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88
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/12/04(火) 22:00:47.83 ID:c8byziSW0
セリカ「ッ……!!」
ほんの一瞬、セリカは硬直しました。
それからぎゅっと目を瞑り俯いて、何度も何度も、首を横に振りました。
以下略
AAS
89
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/12/04(火) 22:04:01.70 ID:c8byziSW0
しばらく泣いた後、セリカはチハヤから離れました。
チハヤはもう一度セリカに微笑みかけてから、
チハヤ「セリカ、それからマザー。これからも、ミズキ達のことを頼んでもいい?」
以下略
AAS
90
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/12/04(火) 22:05:29.27 ID:c8byziSW0
「この子」とはつまり、アンドロイドのチハヤのこと。
人間のキサラギチハヤが居なくなった後に残される、アンドロイドのチハヤのことでした。
チハヤ「この子も、あなた達のことが大好きだった。
私と同じくらい……いいえ、もしかしたらそれ以上に。
以下略
AAS
91
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/12/04(火) 22:07:24.33 ID:c8byziSW0
三者三様の表情と言葉で、私たちはチハヤの願いを受け入れました。
それを見て、チハヤは嬉しそうに笑いました。
チハヤ「……みんな、近くに来てもらえる?」
以下略
AAS
92
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/12/04(火) 22:09:13.30 ID:c8byziSW0
チハヤ「……ええ、きっと。私は少しだけ早く、天国で待っているわ。
今度はこの子も一緒にお茶会をしましょう。その時は、たくさん思い出話を聞かせてね」
シホ「ええ……あなたが羨ましくなるくらい、楽しい話を聞かせてあげるわ」
以下略
AAS
93
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/12/04(火) 22:10:34.78 ID:c8byziSW0
チハヤ「……ミズキ?」
すぐ近くで、チハヤの声が聞こえます。
身を寄せ合っているため、顔は見えません。
チハヤからも私の顔は見えていないはずです。
以下略
AAS
94
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/12/04(火) 22:13:32.38 ID:c8byziSW0
ミズキ「お別れしたあとは、きっと、笑えます。四人で、また楽しく生きていきます。約束します。
だから、お願いです、チハヤ。今だけは……。
今だけは、チハヤから、もらった……心のままに……。
泣かせて、ください……悲しませてください……」
以下略
AAS
95
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/12/04(火) 22:14:45.98 ID:c8byziSW0
チハヤ「……ありがとう、ミズキ」
チハヤの手が私の頭を撫でます。
ゆっくりと、微かに震えながら。
きっとそれだけの動作をするのも難しくなっているんだと思います。
以下略
AAS
96
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/12/04(火) 22:15:52.95 ID:c8byziSW0
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ミズキ「――大丈夫ですか、シホ。少し表情が強張っているようですが」
以下略
AAS
97
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/12/04(火) 22:17:10.73 ID:c8byziSW0
シホ「ちょ、ちょっと、そんなに笑うことないじゃない」
ツムギ「すみません、けど……。シホも猫も、とても可愛らしくて」
シホ「ね、猫はともかく、私は別に……」
以下略
AAS
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