【ミリマス】チハヤ「さあ、みんな。お茶会にしましょうか」【EScape】
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88:名無しNIPPER[saga]
2018/12/04(火) 22:00:47.83 ID:c8byziSW0
セリカ「ッ……!!」

ほんの一瞬、セリカは硬直しました。
それからぎゅっと目を瞑り俯いて、何度も何度も、首を横に振りました。

セリカ「ちが、います……私は、ただっ……自分のために、勝手、にっ……!」

チハヤ「それも、あなたが優しいから。あなたの優しさのおかげで私たちはまた会えたのよ。
   だからあなたには感謝してる。ありがとう、セリカ」

セリカ「チハヤ……っ。ごめん、なさい……ごめんなさい……!」

チハヤ「気にしないで。謝ることなんてないわ。
   人類のために、マザーのために、私たちのために……。
   いつも頑張ってくれて、本当にありがとう」

セリカはとうとう堪えきれなくなったかのように、チハヤに抱き着いて泣き叫びました。
涙が出ない分を補うかのように、大きな声で泣きました。
きっと、チハヤがかけた言葉のすべてが、セリカが心の奥底で望んでいた言葉だったのでしょう。
口には出さなかったけれど、セリカはずっと、チハヤに許してもらいたかったのだと思います。
そんなセリカの気持ちも、後悔も、罪悪感も、すべてを包み込むチハヤの言葉。
その言葉がきっと今、セリカの心を優しく溶かしたのでしょう。


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